宗教学者、百科事典及び参照資料でサイエントロジーの定義を編集する先生方へ

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宗教比較学 HP

 

Wikipediaを始めとするネット上での事実無根のネガティブな噂によってサイエントロジーの評判を不当に貶めるような記事をよく拝見します。

 

不当な宗教差別や偏見、また信仰の自由に対する被害を防ぐためにも根拠なしの評判を広める行為に対しては毅然とした対処をさせて頂いております。

 

情報については、曖昧な情報に基づく意見が散見されます。

 

例えば、ある辞書にはこのように記載があります。

 

サイエントロジー Scientology

65年の≪アンダーソン報告≫をはじめ公的機関による内情調査や訴訟事件があとを絶たない。」

オーストラリアにおける1965年のアンダーソン報告のことについて記載しているものがありました。

アンダーソン報告とはアメリカやイギリスでの噂を頼りにケビン・アンダーソン(Kevin Victor Anderson)勅撰弁護士がサイエントロジーのことについて書いた報告書のことです。

それがもとで、オーストラリア・ビクトリア州で「心理療法法」なる法律ができ、サイエントロジーの実践が廃止になったものです。

 

しかし、この法律はナンセンスとして議会で後に廃止になり、(添付 1973年)

さらに、1983年に最高裁にてオーストラリアにおけるサイエントロジー宗教が法人として認可される形で終わっています。

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(REPEAL とは「禁止」という意味。 Scientology Actとはこの場合心理療法法、つまりサイエントロジーを禁止する法律のこと。)

 

 

おそらく、既得権益側の人たちにとっては、世界中で“心理療法法”を制定してサイエントロジーを禁止にすることは夢だったことでしょう。しかし、真実は、どのような嘘も貫きます。

 

サイエントロジーは各国で宗教法人を獲得し、受け入れられるものとなってきています。

 

この辞書はちなみに、2007年に改訂もされているものです。つまり、3-40年前の海外での裁判の事例を持ち出し、「訴訟事件が後を絶たない」と表現しているのです。

これはあまりにも偏見に基づくものですし、一方的であり、教会にとっては良くない側面のみ取り上げられている不公平なものです。

 

このように、ヨーロッパにおける何十年も前の話を持ち出すなら、このような問題があったというのだけでなく、その後どうなっているかの事の顛末も掲載するのが、執筆者としての責任ではないでしょうか?

 

それらがあったが、すでに今は●●で、裁判でも●●となっているとなるなら、公平といえるのではないでしょうか。

 

 

とある他の宗教事典をみてみましょう。1968年のイギリスにおけるサイエントロジストの入国制限の話が掲載されています。これは1999年に発行されています。

 

・1968年7月25日、ケネス・ロビンソン保健大臣は、イギリスに勉強のためにやって来る外国のサイエントロジストの入国を禁止すると発表しました。

ロビンソンは、背教者やゴシップメディアによる宗教の有効性に対する攻撃に基づいて、

サイエントロジーを英国から追放するために、組織的なキャンペーンに参加しました。

その後10年以上にわたり、サイエントロジーに関する法的闘争と公の啓発の結果、

議会の92人のメンバーが「サイエントロジストのための正義」と題する早期措置に署名した後、この禁止令はついに解除されています。

 

 

当教会をカルトと執筆するあるジャーナリストは元人身売買のサイトを運営していたものですが、事実無根をでっちあげ、サイエントロジーを不当にカルトとレッテルをはることでそれを商売にしている輩もします。

 

 

ドイツにしても不公平な記事が散見されますが、(教会の弁護士からの手紙を過去にも掲載しておりますが)下記のようにあります。

 

 

  • チック・コリアはドイツで定期的に、完売した観衆に向けて演奏しています。
  • ハンブルク・サイエントロジー課税警察は解散されました。
  • ドイツの裁判所は「カルト・フィルター」は違法であり、宗教と提携に関するサイエントロジストの自由を妨害していると宣言しました。
  • ドイツの連邦政府は「カルト・フィルター」の使用をやめることに合意しました。
  • ドイツの裁判所は、公務員や地方自治体に、宗教的に中立状態である必要があるが

ゆえ、サイエントロジーに関するヘイト・スピーチを広めることを禁止しました。

  • 連邦労働局は2005年に、ブラックリストに載せる目的のためのコンピューターファイル中の「S」と共に、サイエントロジー教会と提携する個人によって所有されている疑いのある企業に烙印を押す事を停止することに合意しました。
  • ドイツの裁判所は、過激な反サイエントロジストからかなりの資金を受け取ってい

ることに関してカベルタ夫人(著名な反サイエントロジスト)に制裁措置をとりました。

  • サイエントロジーは宗教であり、サイエントロジー教会はその宗教的な任務を務める非営利的で理想的な組織で、サイエントロジー宗教との関係ゆえに個人を標的とする「カルト・フィルター」の使用や他の差別行為は違法な宗教的差別となる事を疑いの余地なく認める40以上の判決を、ドイツの裁判所は発表してきました。

 

 

サイエントロジーのことをよくお調べになりたいなら、Wikipediaや百科事典や海外の翻訳本は参考にしないほうが良いかもしれません。理由は海外のものは日本に10年以上(辞書の場合、30年以上)は遅れて入ってきています。しかも辞書・百科事典関係は、再発行はいつになるか分からないそうです。

 

サイエントロジーのHPがありますし、無料でコースなども提供しています。

 

比較宗教学、宗教史、宗教学、社会学の世界を代表する専門家たちによるサイエントロジーの見解についてのサイトも立ち上げています。

http://www.scientologyreligion.jp/religious-expertises/

 

そこにすべての答えがありますので、どうしてこれらのネガティブなものを検索されるのでしょうか?

 

出版社もしくはメディアの執筆者は、これらを考慮し常に最新の情報を得てバランスを配慮した校正を願えればと存じます。

 

なお、このようなネット上によくある噂に対して、http://www.scientology.gr.jp/

も作成しております。ぜひご覧ください。宜しくお願い申し上げます。

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