新宿の歌舞伎町や大久保では「街をきれいにしたい」「ごみの分別をしっかりしたい」というような声が街頭のアンケート調査などで挙がっており地域で美化運動を推進することが強く求められています。このような中、サイエントロジー東京のボランティアたちが、6年かけて毎週清掃活動を行っています。
新宿百人町にあるサイエントロジー東京ビル周辺は、東京の中心であり、多方面からの利用者も多く、商業施設も多いことからゴミのポイ捨てなどが後を絶ちません。
1990年代ニューヨーク市において、地下鉄の落書きを消したことによりニューヨーク市の犯罪率が著しく低下した事例からも街の美観の重要性が伺えます。当初、路上にはゴミが大量に散乱し、排水溝や植込みの中の清掃を行うと、空の財布、クレジットカード、免許証などの貴重品類がゴミと混ざって出てくること頻繁で、清掃が終われば近隣の交番に届けるといった状況がありました。
この大久保近辺では、近くにいるホームレスの方がゴミをポイポイ捨てるため、毎週大量のゴミを分別して、ボランティアが何往復もしながら清掃センターに運んでいました。
また、山のようにタバコの吸い殻がたまっていた階段も、ゴミが少なくなりました。掃除を始めた6年半前に比べて、近所の方が掃除をしてくださる姿もものすごく増え、新しい道の工事も始まり、街がどんどん良くなってきているようです。現在、アーティストの方も和風の綺麗な絵を高架下に描いてくれており、どんどん完成に近づいています。
「あなたの環境を保護しより良くしましょう。」「地球を保護するのを助けましょう」という、アメリカの人道主義者であるL.ロンハバード氏の言葉を手本に、ボランティアに励んでいます。