能満寺は、海運山と号し、横浜に古くからある高野山 真言宗のお寺です。
正安元年(1299年)の鎌倉時代に、内海新四郎光善という網元漁師が、海中より霊像をすくい上げ、彼の娘に託されたという仏のことばにしたがって、このお寺を建立しました。
本尊は高さ5寸(15センチ)、木造坐像の虚空蔵菩薩です。
右手に剣、左手に如意宝珠を持つ、神秘的な仏様です。
(HPより引用)
http://suirenkanagawa.com/?page_id=39
この能満寺にて開催されている施餓鬼会に寄せて、人権啓発や薬物乱用防止講演が提供されています。ここで、サイエントロジー教会https://www.scientology.jp/が後援し、教育目的に制作されている小冊子、DVDなどが活用され良い反響があったことで感謝の報告が来ましたのでご紹介します。(尚、能満寺側より掲載の許可は頂いております)
(施餓鬼(せがき)とは、お盆の時期に行われることが多い仏教行事の一つです。 餓鬼(がき)とは、俗にいう生前の悪行によって亡者の世界に落とされた魂や無縁仏となっているような霊や魂の事を言い、常に飢えと乾きに苦しんでいるものを指します。 施餓鬼とは、そういう者たちにも食べ物や飲み物などの供物を施すことで餓鬼の供養を行う法要行事です。『https://en-park.net/words/2804 より引用』)
第1回 施餓鬼会人権特別講演
日時:2016年7月10日 14時~
場所:高野山真言宗 能満寺内
7月10日施餓鬼会という仏教行事において、「人権」というテーマで、サイエントロジー教会が後援するNPO団体「ユース・フォー・ヒューマンライツ」http://www.youthforhumanrights.jp/日本支部のボランティアに講演をしてもらった。
当日は参議院選挙があり、憲法改正が論点になっていた。日本国憲法の3つの特徴、①国民主権②基本的人権の尊重③戦争放棄(平和主義)の三原則を保持するかどうかの選挙であったため、人権というテーマはホットな話題であった。
参加人数:約150名
講演風景:
(ユースフォーヒューマンライツの世界人権宣言を分かりやすく紹介する小冊子を掲げる)
(小冊子を見る聴衆)
(講演に聞き入る聴衆)
(仏教式挨拶で終了)
講演後の感想:
「とても安らかな気持ちになりました!
人権の話も明日職場の話題にします!」 H.Yさん
「最近、人権の言葉を使って利益を得ようとしている人が
多いように思うので、「正しい人権」の使い道をもっと多くの人に
知ってもらいたいです」S.Mさん
「人権は現在の関心事であり、多くの人たちにその意味を知って
ほしいと思いました。」K.Tさん
☆今後もこのような講演に参加したい思いますか?という質問には
9割以上が参加したいと答えました!
初めての人権講演は大盛況に終わりました!
第3回 人権と薬物問題に関する特別講演
日時:2017年8月12日 10時~12時
場所:高野山真言宗 能満寺内
参加人数:約25名
8月12日お盆の時期に現在の社会問題となりつつある人権侵害と薬物の問題に関して講師をお招きしお話し頂いた。講師はパレスチナでも人道支援活動の状況をお話しくださり、最古の文明を滅ぼし、幾たびも社会を滅ぼしてきたのは薬物である、現在でもこの薬物問題が続いているというお話をしてくださった。
覚醒剤などの薬物が肉体や感情に与える影響や、一部の処方薬ですら今や快楽のために乱用されている現状など、聴衆は全く知らない内容に聞き入っていた。
講演風景:
講演後の感想:
「有益でとてもわかりやすかった」21名
「若い人たちに聞かせたい」4名
「教育が大切だと思いました」2名
○何が一番印象に残ったか?
処方薬も危険・副作用がある点 14名
薬物教育が大事であること 3名
イスラエルやコロンビアなど世界の状況 3名
薬物でひどい姿になった写真 2名
薬物依存の恐ろしさ 1名
薬物について無知であること 1名
麻薬の被害者が弱い子どもや貧しい人であること 1名
☆総評
今回の聴衆にとって麻薬は全く関係のないものであったが、麻薬と同じような成分が処方薬にも使用されていることに驚いていた。そのため、処方薬についての感想が多かった。そして、薬物について無知であり、教育の必要性を感じた人も多かった。今後も参加したい人が90パーセント以上であり、素晴らしい講演であった。